dozenのいる部屋のドアをノックして待つ。
待つこと数分。。。
はて、聴こえなかったようなので、もう一度ノック。
ドアの鍵がガチャリと開けられた音がしました。
さあ、待ちに待ったdozenとの御対面、挨拶を、と思ったら
開きかけたドアが目の前でバタン、と閉じた。。。
チェーンを外すためだろうか、、と一瞬考えていると
間もなく少し開けられたドアの向こうから『開けたらアカン!』と聞こえてきました。
『帰ってもらってー!』と、ただ事ならぬ雰囲気。
そして『ごめんなさい』とドアが閉じられました。
とにかく、よくは分からないけれど、ものすごく取り込み中のようで、今日はアカンらしい。
残念ではあるけれど、申し込みのところにも、状態次第では場に入れないこともある、と書かれていたことを思い出す。
ほんとにそういうことってあるんだな、と思いながら新宿の大きな交差点を渡って駅に向かいました。
横断歩道の半分くらいで、誰かに呼ばれたような気がして振り返りますが
それらしい人は誰もいません。
知らないたくさんの通行人が足早に駅に向かっているだけです。
そして再び歩き出し、横断歩道残り三分の一くらいのところで、また、誰かに呼ばれた気がしました。
さっきよりもはっきり呼ばれた気がしたので、止まって待ちます。
信号変わるまで待って、それでも違ったら帰ろう、と思いました。
すると、向こうから走ってくる女性がいます。
見たこともない人だけど、まっすぐ私の方へ向かってくるのです。
その人は息を切らしながら、さっきはいきなりでごめんなさい、縁ちゃんが謝ってきて、と言ってました、と話しました。
それを聞いて初めて、その女性が先ほどのドアの向こうの部屋にいた人なのだ、と分かったのです。
彼女もすごく申し訳なさそうに言っていて、縁ちゃんがとても心配してくれている様子が伝わりました。
さっきの部屋の様子では、取り込み中で大変そうだったけど、メールではなくわざわざ言いに来てくれたのだ、と感動しました。
そして、申込んでいても参加不可の場合もあるというのは、事前に承諾済みであること、また次の機会に会いましょうね、と話して帰路につきました。
その頃のdozen、特に縁ちゃんはクンダリーニ覚醒し、変容が起こったりして慎重さが必要な時でした。
会えなくて残念だったな、という想いはありましたが、それ以上に、驚きが大きかったのです。
新宿の大きな交差点がいくつもあるところで、ビルを出るタイミングも違う、面識もないのに、分かるものなのだろうか。
高次元の存在が導いてくれたのではないか、と私は思いました。
諦めてははいけないと、次に会えるまでに、自分の場所で出来る事をすることしました。
そして、数か月後に今度は横浜でセッションを受ける機会を得ました。
指定された建物に向かいます。
初めて行くところで土地勘もないので、早めに到着、準備万端♪
と、思ったら、直前になって、指定場所は間違いでした、と連絡が入りました。
そんなに私は状態が悪いのかな、と少し凹みつつ、でも会ってはいけないとは言われてない!
と次の指定場所へ急いで向かいました。
(今思うと、自分の闇の部分が抵抗していたのですんなり会えなかったのかもしれません)
そして、本当に念願のdozenとの初対面となったのです。
勝手に自分の中では、もう旧知の仲のような気持ち、
やっと会えたーーー!という歓びでいっぱいでした。
(のちに、スピリットレベルでは、初対面ではない事が分かった)
そして、火の神の夢の話をし、クマラのことや火の守護者のことを教えてもらったのです。
ものすごく大きなエナジーに触れると、何日も身体の震えが止まらない事があるということも知りました。
トリンと同じような役割だと思うよ、と言われ、トリンって誰ですか?となったのですが
今ではなんと同じ建物に住んでいる探究仲間です。
dozenを中心に探究土壌が広がっています。